あっという間に「カンファレンスファイナル」 [NBA]
もう5月末ですね。NBAファイナルまであと少しかぁ・・・。
カンファレンスファイナル進出チームは、イーストが「ボストン・セルティックス」と「マイアミ・ヒート」ウエストは「サンアントニオ・スパーズ」と「オクラホマシティ・サンダー」の顔合わせになりました。
"ビッグ3"(ケビン・ガーネット、レイ・アレン、ポール・ピアース)の高齢化に懸念はあるものの、ロンドの成長やバックアップメンバーの充実、そして何より「経験豊富」なセルティックスが勝ち上がったのは順当かと。さすがです。
対するヒートはレブロン・ジェームス&ドウェイン・ウェイドを中心に戦って好調をキープ。クリス・ボッシュのケガは不安材料ですが・・・。2006年以来のチャンピオン奪回を目指します。レブロンとボッシュは周囲の批判があったにもかかわらず、そのために移籍してきたんですからね。特にレブロンはキャブスとヒートで2度ファイナルに進出しているのにチャンピオンには届いていません。「キング」が真の王様になれるのか?そこも注目点です。
ウエストは過去10年で3度のチャンピオンに輝いているスパーズと、新勢力になりつつあるサンダーの対戦。驚いたのは、ココにロサンゼルス・レイカーズと昨年チャンピオンになったダラス・マーベリックスの名前が無い事。いずれもサンダーの前に敗れ去りました。レイカーズはセカンドラウンドで1勝4敗、マブスに至ってはファーストラウンドで4連敗のスイープを喫する大敗。逆に言えばサンダーが急速に力を付けてきた事が分かるかと思います。
スパーズはここ何年も「中心選手の高齢化」「若手選手の台頭があまりない」「選手層の薄さ(薄いというか微妙?)」を言われ続けてきました。しかし、ちゃんとプレーオフに進出する所はさすが。ベンチメンバーに目立った名前が無いのが不安ですけど、スパーズ版"ビッグ3"のティム・ダンカン&トニー・パーカー&エマニュエル・ジノビリがある程度活躍してくれれば、後はコーチ陣の手腕で上手くコントロール出来るだろうと思います。HCグレッグ・ポポビッチの本領発揮です。
サンダーは、若くしてスーパースターになりつつあるケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックのコンビが強烈。シアトルからフランチャイズが移転になった時は、こんなに早く強豪チームに仲間入りするとは思いもよりませんでした。そして、6thマンのハーデンやレイカーズで優勝経験のあるベテランのフィッシャーなどが脇を固める布陣も強力。スパーズを越えていけるかどうか・・・。ちなみに、4チームの中でサンダーだけがファイナルに進出経験がありません。 他の3チームはチャンピオンにもなっています。
シーズンが終わりに近付いているのは寂しいんですけど、一方で「早く観たい」とウズウズしてる自分がいます(^_^;)
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