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2年 [日記]

「東日本大震災」から2年経ちました。自分は直接的に被災しなかったし、生活に壊滅的な影響を受けなかったので良いのですが、未だ先の見えない生活を送っている方々が数多くいらっしゃる事実を考えると気持ちが沈みます。「当たり前の生活」というのが、如何に大変で大切なものなのかを改めて教えられた災害でした。

※震災の事に関しては、以前ブログで書いてます。ご覧になりたい方は、マイカテゴリーからどうぞ。 

さて、これに絡んで気になった事が1つ。
昨日はどこのTV局も震災特集を組んで放送してましたね。そこで見えたのは「お涙頂戴の人間ドラマ」ばかり放送する各局の内容。この2年間、相も変わらずコレばっか。視聴者が本当に見たいモノはソレなの?そして、その報道姿勢は復興の助けになるの?? 

これはあくまでも個人的な考えと前置きして

①特に風評被害が大きい放射能に関しては、正しい情報&知識やある程度の指標を調べて放送し続ける事が大事ではないかと。分かりやすく、そしてキチンと時間を割いて説明し続けて欲しいと思ってましたが…。以前も触れましたけど、Twitterを始めとしたSNSなどで一般人から著名人、果ては専門家までが入り乱れた「情報のカオス」 がネット内だけでなく現実社会にも影響を及ぼしています。被害を受けた地元民ですら(一部だと信じたいんですが)デマに侵される現状があるようです。除染や震災瓦礫の報道でも、市民団体とかの「反対!」の映像や放射能忌避の話ばかりで具体的な内容が見えてこないんですよね。「こんな時こそ、マスコミが取材を積み重ねて"正確な"報道をして下さい」と願ってます。正直「マスゴミ」って言葉、今までどの場所でも使った事は無いし、これからも使いたくありませんから。

②大元の「地震&津波対策」についても内容をより充実させて欲しいですね。自分の住んでる八戸市も被害を受けたのでリアルな問題です。インフラ整備などもモチロンですが、日頃からTVが地震に対する備えや心構えを啓蒙するのは大事。こういったトコにも力点を置いて欲しいです。

③被災者やその周りにいる人達のケアを考えた報道って出来ないんでしょうか?正直、上述した通り「お涙頂戴」だけなら要らないです。あまり"進歩"していない報道&番組制作が不思議でなりません。あと、批判ばかりで対案が無いため「じゃあ、どーすれば良くなるの?」に答えてくれない(正しい間違いは別として)のも多いですね。人々の生活の助けになる情報が求められてる筈ですが。

とりあえず思いついたのを書いてみました。他にも、国や地方自治法による予算の使い方の杜撰さとか、震災によって浮き彫りになった問題が数多くあります。これらを一気には無理でも、一つ一つ解決できれば良いのですが。その助けになるような報道を切に期待しています…。

未曾有の大災害による爪痕は未だ癒えません。まだ"2年"しか経ってませんから。 


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