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チャンピオンはヒート [NBA]

GAME5を落とした時は「このままスパーズかな?」と思っていたら…その後のホームゲームで2連勝。連覇を達成しました。

昨シーズンはロックアウトでレギュラーシーズンが短縮。各チームとも準備不足でした。前にも書きましたけど、こういう場合は個人の力が威力を発揮します。ヒートが勝ったのは、必然とまでは言えないまでも予想しやすい流れだったのではないでしょうか。

そう考えた場合、ヒートにとって「真の力」を見せる必要があった今シーズン。個人の力だけでなく、チームとして機能するかどうか?が試されました。スリーキングスに関して言えば、ある程度"お互いに個を犠牲にする"気持の整理をつけていたのではないかと。それ程チャンピオンになる事に執念を燃やしていたとも言えます。オフにレイ・アレンを獲得したのは、「名のあるプレイヤーを控えに置ける」という事に加え、セルティックス時代の優勝経験時に感じたであろう[チームプレイ]の大切さを理解できる選手としてチームが欲したんだと思います。

結果としてチャンピオンになり、強さを見せつけたヒート。特にこのファイナルで個人的に気になった部分を挙げてみます。

①「レブロン無双」
シリーズを通してみると、結局レブロン・ジェームスをスパーズディフェンスが止めきれませんでした。大爆発という数字は叩き出さなかったものの(十二分ですけど)、大事な場面で得点を重ね勝利に貢献。当然のようにMVP獲得しました。クリーブランド・キャバリアーズ時代に受けた「ファイナル4連敗」の悪夢は払拭できたんでしょうか?
しかし、もうヒートはウェイドのチームじゃなくなってますね。

②「ビッグ3 vs スリーキングス」
スパーズの中で安定した力を出し続けていたのはダンカンのみ。ジノビリは良くありませんでしたね。ターンオーバーが多く、動きにも好不調の波が見られました。GAME5以外は見ている方が不安になる出来。パーカーも微妙だったなぁ。怪我の影響かな?
一方、ヒートはボッシュに多少波があったくらい。①に書いた通りレブロンはさすが。ウェイドもキッチリ数字残してました。 

③「サポートメンバーの差」
上で触れたレイ・アレン以外にも、マリオ・チャルマーズやシェーン・バティエが要所で活躍。バティエはディフェンス面かと思いきや、それだけでなく3ptで貢献。ちょっとブルース・ボーエンを思い出しました(元スパーズ)。スパーズはレナードとグリーンがコンスタントに働けてればもう少し違った展開があったかも。ベンチメンバーで記憶に残る選手がほぼ居なかったというのもなぁ。

④「ディフェンス」
スパーズの十八番のはずが、シリーズ後半になるとヒートのディフェンスが目立ちました。ダブルチームでのタイトな寄せ、リバウンド、ブロック、スティール…選手一人一人の意識が高かったです。まぁそれでもGAME1とGAME7以外は100点越えゲーム。いわゆる「要所要所での守備」が当たったのでしょう。

ヒート優勝で幕を閉じたNBAシーズン。次は「スリーピート」が目標かな。あ、この言葉を作ったのはパット・ライリー球団社長ですね。黄金時代を作れるかどうか…。


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