地震から約3週間経ちました

自分が住んでいる、そして仕事などで動く地域[岩手県中～北部、青森県南東部]は、色々と復旧してきています。

まずはガソリン。流通経路の確保で徐々にですが入ってきています。現在は半数以上のスタンドが営業。車の長い列はもう見かけません。ただ、以前のような「通常営業」の所はまだ少ないです。節電の事もあり、時間短縮というのも理由の一つ。とは言え、安定供給の状態になりつつあるので安心です。

問題は食料や生活必需品。昨日の時点で、未だスーパーやコンビニなどの棚がガラガラです。菓子類まで無くなりつつあります。流通もそうですが、生産工場の事もあるんでしょう。

仕事でお付き合いのあるメーカーに聞いた所、宮城や茨城の工場＆倉庫が被害を受け、商品の出荷が困難になっているとの事。しかもそこで働いてた方々や血縁関係者が被災し、中には行方不明者もいるそうです。一部機能が回復して動き始めたとのFAXは貰いましたが、元の状態に戻るのは相当先になると思います。

幸い、パンとお米は以前に近い数量が置いてありました。震災後の1週間位はほとんど無かったのを考えれば良くなってはきています。

「直撃」した地域に比べて被害が軽度だった事もあり、一部の品物不足を除けば普通の生活に戻りつつあります。

この間、仕事で沿岸部を車で走りました。道路には乾いた泥のようなものがあり、最近の陽気で乾いて風に舞っていました。某会社の駐車場を見ると、津波で流された影響で車が汚れたり、所々潰れたりひっくり返っていたり。運輸の業者も「津波での商品への被害は補償しない」事になっているそうで、送り主や届け先に何度も説明して疲れきってました。

今回の震災による混乱は、かなり長引きそうですね・・・。

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