10ヶ月 [東日本大震災]
経ちました。被災地近くに住んではいるものの、損害自体は最小限で済んだので幸運にも「被災者」にならずに済みました。
しかし・・・津波に襲われた場所を通る度に、未だに怖さを感じます。もう何度となく書いてきた事なので割愛しますが。
復興は未だ問題山積。規模が規模なので「年単位」になるのは仕方ありませんけどね。福島原発も絡んで本当に"危機"だと思います。
そんな中、色んな人が様々なメデイアで意見を述べ、議論をしています。が、相変わらず"批判合戦"が多くて正直もう聞き飽きました・・・。理由は
①被災者が未だ救われてないのに、ただただ議論だけ。議論ならまだしも、批判やら果ては誹謗中傷にまでなっている現実。結局は「自分本位」に帰結するのかな? それどころではないのに。
②で、根本的な解決方法、又はそれへの道筋が立っているように見えない事。ある程度の目標が無いと進めませんからね。
③そうこうしてるうちに10ヶ月も経っている事。慎重さとスピードのすり合わせが必要だったはずなのに。いたずらに時間だけが過ぎて、被災者だけでなくその周りの人達までも疲弊しています。
Twitterで震災に関する著名な方のツイートを見る度に「ここで呟いてないで行動しないと」という気持ちがあります。勿論、このメディアは有効であるとは思いますから、「止めろ」とまでは思いません。情報提供の場にもなってますから。でも・・・。
自分が去年行って働いた岩手県田野畑村の仮設住宅にも冬はやって来てるでしょう。かなり寒いはずです。住宅の造りを見る限りでは、かなり厳しい冬になるはず。当然、ここだけではないですけど。
ただ自分はこの10ヶ月、ブログに書いてる通り「かなり楽しい」生活を送らさせて頂いてます。それがいかに幸せな事かを噛み締めないと、ですね。
コメント 0