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4年 [東日本大震災]

 

長かったような短かったような・・・そんな4年でした。自分は直接的被害が無かったせいか「痛み」というモノが段々薄れつつあります。現に今日も、頭の中は「震災<<<<<<<天候(今日は暴風雪)<<<<<<<<仕事の多忙さ&トラブル」でした。黙祷の時間も運転してて、サイレンが鳴るまで気付きませんでしたから・・・。ただ、自然災害に対しての備えとかを考えると「風化」させてはいけない事ですよね。

偶然にも本日、現場に行くために国道45号線(岩手県沿岸北部)を走ってました。野田村以降は工事現場ばかりという印象。正直「コレ、いつ完成するの?」レベルの超初期状態なんですよ。まぁ"数十年の長期スパン"で復興を考えないと無理というのが現状なんでしょう。人も金も限りはありますし。逆に言えば、阪神淡路大震災からの復興は奇跡的とも言えますが。

まだ春は遠いようです。自分が生きてるうちに解決するかな・・・。 


タグ:4年 復興 工事
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約4年ぶり [東日本大震災]

毎日「仕事三昧」でかなり疲れてます。が、体調はまずまずなのと睡眠がキッチリ取れてるせいか"ツラい"というレベルまでには達してません。とはいうものの、この時期としてはかなり詰まってる方です。確か去年の同じ時期もそこそこ忙しかったよなぁ。消費税の絡みにしてもまだだし、何でかな?

そんな中、火曜に「被災地」の方へ行ってきました。岩手県の田野畑村で仮設住宅絡みの仕事をした時、通った道路沿い現場が出来たためです。約4年前・・・もうそんなに経ったんですか・・・。

http://rjetan.blog.so-net.ne.jp/2011-05-17

当時、こんな記事書いてました。アノ時はシンドかった(汗)
3日間八戸市と田野畑村を往復して、最終日の朝に限界到達。現場に向かう途中にある野田村の道の駅で10分ほど仮眠したっけ。

で、その道の駅から南が津波の被害を受けた地域はというと・・・大規模な工事を行っている真っ只中。線路は敷かれ、土は盛り上げられ、沿岸部も何か作業をしているように見受けられました。具体的に何をしてるのかは不明ですが、まだまだ"始まったばかり"という印象です。まぁ、復興には数十年単位掛かるでしょう。

来月の11日で震災から丁度4年。恐怖は風化せず、復興は遅々として進まず、です。それでも前向いていかなきゃならないんでしょうけどね。簡単な事ではありませんが。 


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震災から3年 [東日本大震災]

 

もう3年になるんですね。早いものです。

自分は幸いにも津波の直接的被害者ではないし、停電や物流の問題で大変だったものの、比較的早く通常の生活に戻れたので"傷"は深くありません。しかし…大きくて長く続いた揺れや、当時の混乱を思い出すと…。それに、以前ここで書いた岩手県野田村の惨状は、未だ鮮明に記憶してます。国道45号線を車で走行してると、まずは右手に巨大な瓦礫の山。道の駅を過ぎると、一面「土色」の更地が広がる異様な光景。極端な事を言えば、道路以外は何もありません。地震の時よりも、自然の脅威に恐怖を覚えた瞬間でした。

さて、この3年で感じた復興の進捗状況ですが…正直「分かりません」というのが答えです。
報道や独自ルートで入ってくる情報では、被災地の復興はあまり進んでないとか。まぁ、3年程度で立ち直るレベルの災害では無いのは分かりますから、仕方無いと言えばそれまでですけど。ただ、遅れてる理由は「住民の意見の相違」や「案件が多すぎて、多様な動きが取れない地方自治体」など、複数の問題が絡み合って硬直してるのではないかと。あくまでも個人的な感想ですが。それに、被災地の復興度合いを直接見てる訳ではないため、他地域の方から「現地はどうなの?」と聞かれても返事に困るんですよ。なので「分からない」としか言いようがない訳です。

個人的な所では…インテリアの仕事は内装関連が忙しいために、なかなか職人の確保が出来ない状態が続いています。自分が勤めてる会社も、現在"激混み"。職人さんは外注のため、電話掛けまくり&頭下げまくりで何とか現場を回しています。「仕事があるんだから業績は良いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、残念ながら自分の会社はここ3年で微小の下降。元々、内装工事は安く叩かれる事がほとんどで、職人が生活を成り立たせるにはなかなか大変な職種なんです。

ちなみに、大手企業でも職人を正社員なりパートなりで抱える事は無い(少ない)ようです。「○○日から△△日までの現場があります。職人集合!」みたいな感じですね(笑)

職人不足も深刻なんですが、大工さんを始めとした「建物そのものを作る」人達が更に不足してると聞きました。追い打ちを掛けるように消費税増税前の駆け込みで現場が増加。監督さん達は、工程表眺めながら頭を抱える日々を過ごしている事でしょう。

震災から年月が経っても…当時の、そして現在進行中の辛さは(人によって受けた被害が違うため、度合いも違うでしょうが)忘れられないと思います。終わりの見えない「復興マラソン」は、まだまだ続きます。ゴール、あるんでしょうかね……。 


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1年経ちましたね [東日本大震災]

TVでは各局が特番組んで放送してたのでしょう。

自分は見てません。黙祷もしませんでした。相方とデート中・・・というのを口実に。震災直後の被災地の状況かTV&生で見てますから、1年経っても"あの映像"に慣れませんし未だに怖くなります。厳密に言えば被災者ではないので、本当なら怖がる事も無いんですけど。ちなみに、先程去年仮設住宅の仕事で行った田野畑村の方角に体を向けて黙祷しました。1分のうちにリアルで見た津波被害地の映像がよぎり、ブルブルと頭を振ってしまった自分。直接被害に遭われた方々は、自分の考えなんか遥かに超えた痛みを感じているんでしょう・・・。

ちらっとTwitterを見たら「不謹慎」「不謹慎厨」という言葉を見かけました。[被災者や亡くなった方々の事を考えれば分かるだろ! 今日という日に"楽しいこと"で騒ぐんじゃない!] みたいな事なんでしょうか? 肯定、否定、批判・・・などなど、様々なツイートでTLが埋まってました。

これで思い出したのは母の言葉。

『死んだ人は帰ってこない。でも残された人は生きてる。その人が楽しい生活を送れるようにしないと。』

勿論[亡くなった方々への敬意や鎮魂の気持ちは大事だし必要]というのを前提で発した言葉だと解釈してます。確か、母方の祖父が亡くなった時に聞いた言葉だと記憶。人生経験を積んだ人の重い言葉に聞こえました。

まだ被災地の復興は進んでないと聞きます。仙台辺りは「復興バブル」なんて言われてるそうですが。確かにうちの地域の大工さんや職人さん達が、応援で働きに行ってます。復興地域に「偏り」が出てきてるんでしょうか?? 長期戦で挑まなきゃいけないのは、頭では分かっていてもキツいですね。 

 


タグ:1年 経過 復興
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10ヶ月 [東日本大震災]

経ちました。被災地近くに住んではいるものの、損害自体は最小限で済んだので幸運にも「被災者」にならずに済みました。

しかし・・・津波に襲われた場所を通る度に、未だに怖さを感じます。もう何度となく書いてきた事なので割愛しますが。

復興は未だ問題山積。規模が規模なので「年単位」になるのは仕方ありませんけどね。福島原発も絡んで本当に"危機"だと思います。
そんな中、色んな人が様々なメデイアで意見を述べ、議論をしています。が、相変わらず"批判合戦"が多くて正直もう聞き飽きました・・・。理由は

①被災者が未だ救われてないのに、ただただ議論だけ。議論ならまだしも、批判やら果ては誹謗中傷にまでなっている現実。結局は「自分本位」に帰結するのかな? それどころではないのに。
②で、根本的な解決方法、又はそれへの道筋が立っているように見えない事。ある程度の目標が無いと進めませんからね。
③そうこうしてるうちに10ヶ月も経っている事。慎重さとスピードのすり合わせが必要だったはずなのに。いたずらに時間だけが過ぎて、被災者だけでなくその周りの人達までも疲弊しています。

Twitterで震災に関する著名な方のツイートを見る度に「ここで呟いてないで行動しないと」という気持ちがあります。勿論、このメディアは有効であるとは思いますから、「止めろ」とまでは思いません。情報提供の場にもなってますから。でも・・・。

自分が去年行って働いた岩手県田野畑村の仮設住宅にも冬はやって来てるでしょう。かなり寒いはずです。住宅の造りを見る限りでは、かなり厳しい冬になるはず。当然、ここだけではないですけど。

ただ自分はこの10ヶ月、ブログに書いてる通り「かなり楽しい」生活を送らさせて頂いてます。それがいかに幸せな事かを噛み締めないと、ですね。 


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