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もう50日経つんですね [東日本大震災]

忌まわしき「東日本大震災」から1ヶ月半以上経ちました。自分の住んでる地域は、ほとんど以前の状態に戻ってます。さすがに沿岸部の復興は進んでないようですが。

新幹線の全線開通、被災した工場の再稼働などプラスの話題も出てきてはいます。しかし、被災者の方々を取り巻く状況は依然厳しいものと思われます。「もし自分が、(命以外)全てを失ったら・・・」と考えるだけで怖いです。実際、震災後の数日はよく眠れませんでした。現状がいかに幸せかを実感しています。PSN障害なんて微々たるものですw

さて、震災の話題で個人的に気になった事を1つ書きます。

それは「天皇皇后両陛下の被災地訪問」。天皇制そのものについての議論は正直分からないので他に譲りますが、訪問そのものを批判したりケチ付けたりする方がいらっしゃいます。確かに、あの方々が移動するという事は、かなりのお金と人が動きます。それなら、わざわざ来ないで義援金渡したり物資手配したりすれば良いんじゃない?という意見のようです。「今、被災者が欲しいのは”訪問”じゃない」とかもっともらしい理由を付けて。

分らないでもないですが、ここで考える事はお金やモノだけで無く被災者の「心」の部分。金のみでは解決しないんですよ、恐怖を拭うためには。人は沢山死んでるし。まだ見つかってない人も大勢いるし。避難所生活でストレス抱えてる方もいるでしょう。仮設住宅がバンバン建って、他の人を気にせず寝れる所が出来ればそれで済むというものでも無い。生活費貰えば大丈夫、というのも違う。精神的部分のケアが必要じゃないか?と思う訳です。

正直な所、ニュースで報道されてるシーンはほんの一部分ですから、それで全てを読み取る事は無理です。しかし、両陛下と話している一般の方々のリアクションはニセモノとは思えません。演技出来る余裕は無いでしょうし。会って話を聞く、それだけでも癒される事ってあるのかもしれないと・・・。

実際、会社の取引先で被災された方々がいます。避難所生活の方もいます。行方不明の方もいます。しかしながら、自分もそうですが被災者の気持ちは、実際に被災しないと(つまり同じ境遇にならないと)理解するのは難しいとは思います。どんなに同情しても、自分はふつーの生活送ってますから。

「救う」方法は色々あります。生きていくために金やモノが必要なのは言うまでも無い事。ただ、それらを使うのは”人”。自分の中で答え出てませんけど、少なくとも今回の両陛下の被災地訪問に、正面切って「ダメ」と言える感覚は無いです。


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