【NBAファイナル】対戦カード決定

今日の試合でウエストのカンファレンス優勝が決まった事により、ファイナルの組み合わせが決定しました。

2シーズン連続で「マイアミ・ヒート vs サンアントニオ・スパーズ」の顔合わせ。王者のスリーピートか、それともリベンジか…面白そうな対戦です。

現時点ではヒート有利と予想。ですが、実際に試合が始まってみないと何とも言えませんね。個人的に両チームのプラス＆マイナス材料を並べると

[マイアミ・ヒート]

(+)"スリーキングス"の状態が良い事。コレは言うまでも無い事かな。

(+)ベンチメンバーの充実。昨シーズン程ではないにしろ、他チームから見れば羨ましい陣容です。レイ・アレン＆ラシャード・ルイスの元シアトルコンビを始めとした控え選手の仕事ぶりは見事。

(+)ディフェンス。個人の意識の高さもさることながら、チームプレイとしての守備もキッチリこなしています。スタープレイヤーの多いチームでは、昔ならどーしてもオフェンスマインドの戦略(というか個人プレイ)になりがち。しかし、中心であるスリーキングスが懸命に守備してますからね。プレーオフでは守備が大事というのを、身を持って体験してるからかも知れません。 

(-)レブロン・ジェームス。上で調子が良いと持ち上げておきながらココに書くのもオカシイと思われる方もいると思います。まぁ「重箱の隅をつつく」内容なんですけど、ペイサーズとのGAME5で見せたファウルトラブルでの不調が出るかどうか。そして、万が一にも彼が抑えられた場合にベンチはどう動くのか、ですね。スポルストラHCやコーチ陣も、選手と共に戦ってきた百戦錬磨の強者。しかし、何が起こるか分からないファイナルでの采配は…。

(-)実は"頼りきれない"ベンチメンバー。スリーキングスが稼いでくれるため、得点に関しては欲しい時に数本決めてくれればOKな気もします。ただ、状況によっては大事なショットを打つ場面も出てくるでしょう。正直、レイ・アレン以外でとなると……居ない……。逆にレイ・アレンが健康でシリーズを過ごせるなら大丈夫かと。

[サンアントニオ・スパーズ]

(+)ビッグスリーの経験値。やはり優勝経験のあるベテランが居るというのは、チームにとって心強いのではないでしょうか。状況判断や気持ちの切り替えなど、見習うべき所は多いかと。

(+) グレッグ・ポポビッチHC。長年スパーズを率い、今シーズンはコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。名将ですね。彼の指示や戦術眼がファイナルの行方を左右するのか？

(+)ジノビリ＆ディアウ。ベンチメンバーのベテラン2人が活躍してます。ジノビリはビッグスリーの1人で6thマン賞受賞歴もあるアルゼンチンの英雄(オリンピックの金メダルメンバーでもあります)。かたやディアウは、これまたビッグスリーの1人であるパーカーと同じフランス出身。かつてMIP賞(最も成長した選手)受賞歴があるユーティリティプレーヤーです。なかなかイイ味出してます。

(-)トニー・パーカーの怪我。肉離れに続き、今日の試合では足首を痛めた模様。試合内容はNHKBS1の深夜放送を待たないと何とも言えませんが、NBA公式サイトの動画でチェックした感じでは、悪い状態のように見えました。ファイナルのGAME1まで5日ちょいの時間はあります。劇的に治るとは思えませんけど…。

(-)ビッグスリーが離脱した場合。上に書いたパーカーに加え、ダンカンやジノビリまでとなると相当キツイ試合を余儀なくされます。大ベテランですから怪我のリスクもありますし。

(-)ベンチメンバー。敢えてマイナスに入れたのは未知数だからです。モチロン、今までのシーズンを見れば機能していたのは事実。ただ、ファイナルでの実績は無いんですよね。もしかしたら、ココがキーになる可能性があります。

ザッと書き出してみました。完全に自分勝手な主観に基づいた内容でお恥ずかしい限り。他にも細かくほじくりたいトコはあります。でも長くなりすぎるので止めとこう(笑)

とりあえず今夜のカンファレンスファイナルを観つつ、現地5日(日本時間だと6日)に行われるファイナルの展開を予想しようかと。む、難しいな今回(汗) 

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