開幕前夜 [NBA]
「昨シーズン終わってから、あっという間の開幕だなぁ」なんて思ってましたけど、よくよく考えるとファイナル終了から4ヶ月半弱経ってるんですね。いよいよNBA＆NFLを同時に楽しめる時期が到来です。
上の記事にあるように、注目は「スパーズ連覇なるか？」「レブロン・ジェームズ復帰のキャブスはどこまで行けるのか？」辺りかと。
スパーズ連覇は・・・ビッグ3高齢化で、そろそろ現体制の終焉が来るんじゃないかなぁ・・・。と、ココ数年言ってるのに成績は残し続けてるチームなので、あり得ない話では無いとは思います。でも、さすがに可能性は低いと予想。優勝してダンカン引退という、かつてのデビッド・ロビンソンのようなストーリーは出来過ぎかな？
一方、レブロン復帰や積極的な補強でオフシーズンを賑わせたクリーブランド。どの程度の成績を残せるのか興味があります。いきなりチャンピオンというのは、さすがにハードル高いかもしれません。レブロンのワンマンになったら、結局前と変わりませんから。まぁそのためにケビン・ラブとか獲得したんでしょうけど。ちょっと評価の難しいチームです。
残念なのはロサンゼルス・レイカーズ。スティーブ・ナッシュがシーズン全休だそうで。来年早々40歳になる大ベテランは、もしかしたらこのまま引退の可能性も。パウ・ガソルがブルズに去り、コービー・ブライアントは怪我明けでプレイ時間に制限付き。故障者も多く、今年も残念な成績になりそうな予感がします。コービーも恐らく近いうちに引退するであろうと考えると、再建にかなりの時間を費やす事になるでしょう。
とまぁ色々とマイナスな事を書いちゃいましたけど、開幕は心躍る楽しいイベントです。さて、新シーズンはどんなドラマが待ってるんだろ？
色々と動いてるようで [NBA]
ワールドカップに隠れて、こんな大きなニュースがありました。レブロン・ジェームズがクリーブランド・キャバリアーズ復帰ですかぁ…。
契約破棄＆FAの時点で、移籍するならキャブス以外のチームは無いかも？とは思ってました。
4年前には「裏切者」とか「卑怯者」とか言われ、それでもチャンピオンを目指す最善の方法としてクリーブランドを去ったレブロン。表向きには「故郷へ復帰」という郷土愛なんでしょうが…心の汚れたオッさんである自分は、彼の行動を「ヒートの現状では(例え積極的な補強をしても)チャンピオンに君臨し続ける事は出来ない。とりあえず優勝という経験を得たし、クリーブランドに戻って出直すか」と推測。考え過ぎかな？
在籍4年間は、いずれもファイナルに進出。連覇しているものの、最初(対マブス)と最後(対スパーズ)は完敗。しかも制覇した時はロックアウトで練習やプレシーズンゲームなどの事前準備が出来なかった短縮シーズンのため、個の力がモノを言った感があります。そりゃ"スリーキングス"のヒートが強いですよ。
兎にも角にもレブロンの新たな挑戦が始まりました。今年で30歳になる彼が、この先どんな"世界"を見せてくれるのか楽しみです。
一方、キングに去られたヒートは
・ボッシュ＆チャルマースと再契約
・クリッパーズからダニー・グレンジャーを獲得
・キャブスからルオル・デング獲得
・ボブキャッツからジョシュ・マクロバーツ獲得
とかなり慌ただしく動いてます。正直、レブロンが去るのを見越していたのかもしれませんね。
ちょっと意外だったのは、カーメロ・アンソニーのニックス残留。移籍秒読みかと思って見てたら、結局残る事を選択。チームそのものは再建モードで、フロントにフィル・ジャクソン＆HCにデレック・フィッシャーというレイカーズのスリーピート経験者を招聘。モチロンこれだけでは勝てませんから、補強と育成を絡めつつチームを作り上げる必要があります。
カーメロもレブロンと同じ歳の30歳。優勝を考えた場合、なるべく短期間で駆け上がれるようなチームでないとツラい年齢です。彼の選択の結果は如何に？答えは来シーズン以降に出るでしょう。
他にも
パウ・ガソル(レイカーズ→ブルズ)
ビンス・カーター(マブス→グリズリーズ)
ポール・ピアース(ネッツ→ウィザーズ)
などなど名の知れた選手の移籍が続いてます。トレードも活発で、中でもジェレミー・リンのレイカーズ入りは結構面白そう。まぁレイカーズ側からすると、例え獲得の結果が失敗でもドラフト指名権で穴埋め出来ると踏んでるのではないかと思われます。ドワイト・ハワードやスティーブ・ナッシュ移籍の際の指名権放出が余程痛かったのかもしれません。特にハワード獲得は失敗に終わりましたからね。
しっかし、今回のオフも盛り沢山ですねぇ。こまめに情報チェックしておこう。
Champion! 【GAME5】 [NBA]
正直、ファイナルが始まる前は「個人的にはスパーズ応援だけど、ヒートのスリーピート達成を見る事になるんだろうなぁ」と思ってました。ところが…最終的にスパーズが4勝1敗と圧倒。ホント"予想外"です。
「圧倒」と上で書きましたが、GAME2以外は「え？どっちが連覇した王者？？」と錯覚するレベルの差を見せつけられた感じがします。特にGAME3以降は一方的とも言える内容でした。
今日の試合は、2Q中盤までヒートペースで進んだものの、その後は前の試合までとあまり変わらない展開。個人の能力もさることながら、チームとして機能したスパーズに後手を踏んだヒートが為す術無く敗れ去った印象です。結局、レブロン・ジェームス頼みでスリーキングスが揃って機能した場面が殆ど見られませんでしたね。シチュエーションはちょっと違いますけど、2007年のファイナルを思い出しました。
※レブロンがクリーブランド時代に進出し、スパーズにスイープを喰らったファイナルです。まぁあの時は、ブルース・ボーエンがレブロンを抑えてたってのもあります。
今回のスパーズを見て思ったのは一言
「強い」
色々形容する言葉はあるんでしょうけど、コレに尽きます。
いやー久々にビッグ3の晴れやかな笑顔が見れて嬉しいです。しっかし…国際色豊かなチームですな。
○トニー・パーカー＆ボリス・ディアウ → フランス
○チアゴ・スプリッター → ブラジル
○マニュ・ジノビリ → アルゼンチン
○パトリック・ミルズ＆アロン・ベインズ → オーストラリア
○マルコ・ベリネリ → イタリア
○コーリー・ジョセフ → カナダ
カナダを除けば絶賛開催中のワールドカップ出場国。サッカーの強い所はバスケも強い法則でもあるんでしょうか。そういや、以前日本で行われた世界選手権でスペインが優勝した事もありました。
出身国だと…細かく言えば、ティム・ダンカンもアメリカ領ヴァージン諸島出身。ついでに
○ショーン・マークス(アシスタントコーチ) → ニュージーランド
ベンチに居る彼の見て「顔は何となく覚えてるんだけど、誰だっけ？」と思ってたらショーン・マークスだったんですね。現役選手の時、フェニックス・サンズとスパーズに在籍していたのは何となく記憶してます。
これで今シーズンのNBAは終了。寂しくなりますね。まぁ、今はW杯真っ最中ですし、2ヶ月ちょい我慢すればNFL開幕しますし、積みゲーは多いし(関係あるか？ｗ)…気長に次の開幕を待ちます。オフの移籍情報はこまめにチェックしておこう。カーメロ・アンソニーの動向も気になりますし。
スパーズ、王手【GAME4】 [NBA]
世の中ワールドカップで盛り上がってますが、自分はやはりNBAファイナルですね。いや、サッカー好きですけど･･･優先されるのはバスケです!(ｷﾘｯ
と、とにかく試合視聴後の感想を軽く(汗）
正直、GAME3の内容を考えるとGAME4の結果は"必然"だったのかもしれません。
しかしながら、スパーズがこうも一方的に連勝(しかもアウェイ)するとは考えもしませんでした。まぁ色々言いたい事はありますけど、一言で表現するなら「チーム力の差」ですかね。
これでヒートは1勝3敗の崖っぷち状態となりました。過去のデータからすると、ココから3連勝してファイナル制覇したチームは無いとの事。さて、ミラクルは起きるのかな？
GAME5は月曜。さすがに決まっちゃうんだろうなぁ。
スパーズ完勝【GAME3】 [NBA]
ヒートのホームで行われたGAME3。まさかスパーズの一方的な試合になるとは思いませんでした。
まぁでも、前半でFG成功率75.8％という驚異的な記録を作ったオフェンス相手では……はぁ……。
あのスパーズが1Qだけで41得点なんて予想できませんよ。確かにレナード＆グリーンは調子良かったし、ミスも少なかったのは確か。それよりも見事なのは、オフェンス＆ディフェンス両方で自分たちのプレイを表現出来た事だと勝手に分析。シーズン通してやってきた"らしい"戦い方ですよね。
ヒートがここまで差を付けられて負けるとダメージ大きいように思われます。しかし、こういった高確率でシュートが決まる試合は滅多に無いと考えれば、気持ちの切り替えは出来るかもしれませんけど。ちょっとオフェンスがレブロン頼みに見えるのは気のせいでしょうか。いや、何か「良くも悪くもレブロン次第」という気がしてきました、今回のファイナルの行方。
ウェイドは微妙、ボッシュは空気、調子良いのはラシャード・ルイス位…スリーピートという偉業を成し遂げるには、まだまだ苦行が続くようです。
※ちなみに自分はスパーズを応援してます。
優勝した時のDVDを3枚持ってます。更に言うと、レッチリ聞くようになったキッカケは「2002-2003」のDVDに収録されていたPV「Can't Stop」。以前ココでも紹介した記憶が…。うわ、懐かしいｗ
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